こんにちは、オロク商会の田場です。
本日3月11日は「東日本大震災」から9年が経過した日になりますね。

震災後は「防災」に対して多くの人が関心を深めていますよね。
そんな中、先週発行された「タイムス住宅新聞」の記事に防災の特集がされていたので、
少しご紹介したいと思います。

ここ沖縄県は「大きな地震が起きない」という迷信のような考えが見られますが、
2011年、2014年に本島でも震度4を観測しているそうです。
震度4とは、「眠っている人のほとんどが目を覚まし、
自動車を運転していても揺れに気付く人がいる」とされる揺れだそうです。
こうやって聞くと、いつ大きな地震が起きてもおかしくないですよね。

では、地震や津波に備えるには何をしたらいいのか。
今日からでもできる備えについて、
「最低限三つやっておきたいこと」をお伝えします。

まず一つ目は【家具などの転倒防止】です。
大きな地震で家具が倒れて下敷きになったり、
避難路をふさいでしまうのを防ぐ為です。
自宅内では「落ちてくるもの・倒れてくるもの・
移動してくるもの」から身を守るために、
冷蔵庫・タンス・食器棚など、背の高い家具を
固定し、転倒防止に努める!
テレビや電子レンジなど、重量のある家具は
できるだけ低い場所に置くなどの対策が必要です。

二つ目に【避難場所や経路の確認】です。
地域の防災組織で作る防災マップや、
市町村のハザードマップなどを使い、
津波発生の際の一時的な避難場所の把握や、
避難場所までの経路や時間の確認もしておくことです。
津波は普通の波とは違い“水の塊”が数分から数十分間、
押し寄せ続けると言われており、膝程度の高さであっても
人は一気に押し流されてしまうそうです。
そうした津波から1分でも1秒でも早く避難するためにも
避難場所や避難経路の確認が必要ですね。

最後、三つめは【被災時持ち出し袋を準備しておくこと】です。
被災直後から、救援活動が始まるまでの数日間、
自分や家族の命をつなぐための必要物品を備えておく必要があります。
“持ち歩ける”というのがポイントで、
高齢者や、持病をお持ちの方はおくすり手帳、
女性なら生理用品など、自分に必要な物品を用意することが大切です。
また、すぐに持ち出せる場所に置いておくといいですね。

いずれの事も、スムーズな避難に繋がる大切な事ですので、
今一度、ご自身や、ご家族で改めて
「防災」について考えてみてはいかがでしょうか。

 

新型コロナウイルスが流行しております、
皆様十分ご自愛ください。

(参考資料:週間タイムス住宅新聞 第1783号)