FM沖縄 オロク商会株式会社プレゼンツ「不動産査定ハウマッチ」FM沖縄 毎週木曜日 14:50〜55の番組にて
沖縄の不動産査定に関する情報をお届けしています。
今回は第175回 2023年6月8日放送の内容をお届けします。
皆さんこんにちは!又吉 里香です!
オロク商会 具志
こんにちは。オロク商会の 具志 浩和 です。
さあ、今週も里香ちゃんと不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう!
はい、よろしくお願いします!
今年の4月から、相続土地国庫帰属制度という新しい仕組みが始まったそうですが、
こちらはどういったものなんでしょうか?
オロク商会 具志
はい、あまり聞きなれないですよね。国庫帰属なんかこむづかしい単語ですけど
簡単にいうと土地を相続したんだけど使い道がないので国に無償で引き取ってもらうというイメージになりますかね。
へぇ〜!詳しく教えてください。
オロク商会 具志
今までの「相続放棄」や「物納」といった制度と混がらがってしまいそうだけど全く違っていて、
相続放棄は土地だけではなくて全ての相続財産を放棄しなければならないし、
物納は相続税をお金に代わって不動産で納付する制度なので全く別物だと思ってください。
なるほど〜、この制度はなぜつくられたのでしょうか?
オロク商会 具志
最近は、使い道のない土地を相続せずに放置するいわゆる「所有者不明土地」が増えてきたので、その対策としてこの制度がつくられたということなんだよね。
でもね、里香ちゃん、この制度の対象となる土地には条件がいくつかあって、たとえば建物が建っていたり、人に貸している土地は、ダメですよとか、あと段差や傾斜があって使いづらい土地とかも、対象外ですよなどなど結構ハードル高そうなんだよね。
え?!そうなんですか?
オロク商会 具志
譲り受ける国の方も、売却して現金化することが念頭にあると思うので管理がしっかりされていて換金性の高い土地が対象になりますよってことでしょうか。
ということは言ってみれば、限りなく寄付に近いのかなあと個人的には思います。
オロク商会 具志
あと、審査手数料や負担金などの費用もかかりますので詳細を知りたい方は、お近くの法務局(登記とかを扱う役所ね)そこが窓口になっていますので相談されてみたらよろしいかと思います。
勉強になりました〜
オロク商会 具志
ということで今日は、相続土地国庫帰属制度について紹介してきましたけど、一般的には、使い道のない土地を相続した場合には、売却して現金化するとか、駐車場などに貸して収益化したほうがいいのかなあと思います。参考にされてみてください。
具志社長、今週もありがとうございました!
オロク商会 具志
ありがとうございました。また来週!
オロク商会 代表取締役
(保有資格)宅地建物取引士、マンション管理士、管理業務主任者、国土交通大臣登録 不動産コンサルティングマスター、相続対策専門士、賃貸不動産経営管理士