〜オロク商会の専務取締役「平良吉彦」が、元銀行支店長の目線から沖縄「軍用地投資」の魅力や最新情報についてお話しします〜
【②長期的な収益性について】
低リスクでメリットも多い軍用地投資ですが、現在の軍用地投資の利回りは 2%前後が主流となっており、他の不動産投資と比べるとやや利回りは低い傾向にあります。
融資を受けて土地を購入して しまうと利息でほぼ利回りが相殺されるため、自己資金で投資するのが基本だといえるでしょう。
米軍基地や軍関連の施設 は多くの場合、長期間にわたって使用されるため、収益は安定的で持続的なもの となります。
また、借地料は 1972 年の日本復帰以降、増加傾向にあるため軍用地料は複利的に増えていきます。
この水準では複利効果はほとんど期待できません。
軍用地の地料は、沖縄県軍用地等地主会連合会(略して「土地連」)と防衛省との地料交渉によって、その 年の地料+αが次年度の地料となることが決まっています。
軍用地を持っている間、 半永久的かつ複利的に地料は増え続けていきます。
【軍用地】
借地料 20 万円×50 倍=1,000 万円
年間借地料値上がり率 1.0%(令和 5 年度平均値上がり率)で試算
【大口定期預金】
年利 0.002%で試算(2023 年 11 月 13 日現在の県内金融機関 HP より)
【軍用地借地料と定期預金利息の差】
2,092,443 円-2,000 円=2,090,443 円
10 年合計収入の差 =約 1,406 倍
【略歴】約35年の銀行員時代の中で、営業店から本部業務まで幅広く勤務。勧角アメリカ、横浜銀行への出向も経験。那覇新都心支店長、与那原支店長、事務統括部長を経て、2021年オロク商会へ入社。
〈保有資格〉中小企業診断士、宅地建物取引士