不動産査定 ハウマッチ 第227回

皆さんこんにちは！又吉未乃です！

こんにちは。オロク商会の 具志 浩和です。

さあ、みのちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう！

はい、よろしくお願いします！

具志社長、どうやら今年は「固定資産税の評価替え」というのがあるらしいです

はい、そうですね〜

固定資産税の額というのは、固定じゃないんだな〜っていうことにちょっとびっくりなんですけれども！

はい、固定ではありません（笑）

ということは・・・建物が古くなると固定資産税も安くなっていくんですか？

なるほど！ じゃあ今日は固定資産税について、ちょっと話を掘り下げていきましょう

お願いします！

そもそも固定資産税はどんな税金かというと、土地とか建物を所有している個人または法人に毎年かかってくる税金なんですよね〜

そして税金を納める人は、その年の1月1日現在の所有者なんです

ふむふむ

毎年4月に納税通知書が役所から送られてきて、それに基づいて税金納めるんですけど・・・

仮に年の途中で不動産を売却したとしても、1月1日現在の所有者が納税義務者になりますんで、この点はちょっと留めてといてください

はい！

固定資産税は、役所が評価した固定資産評価額に税率をかけて税金を算出するんですけど・・・

みのちゃんが冒頭で話してくれた「固定資産税評価額」、これが今年見直される年に当たっているっていうことなんだよね〜

なるほど〜

不動産の価値って時間の経過とともに変動したり、あるいは横ばいだったり、一定とは限りませんよね？

うんうん

本来なら毎年毎年その年の評価をして、 適正な時価を基準にするっていうのがセオリーなんですけど・・・ 毎年となるとこの膨大な事務量って事実上、もう実務的に不可能なんですね〜

そうなんですね〜

ただ３年間は据え置いて３年に一度、３年ごとに評価替えを見直すという制度なんですね

ほうほう！

固定資産税は土地と建物あるんですけど、別々に評価してそれぞれの税額を出すんですね〜

納税通知書通知書のこの後ろのページの方に、評価額と税額が記載されてるんで1回見てみてください

前年度の評価額も記載されていますんで、「いくら変動したか？」 「更新されたか？」を確認することができます！

おお！記載されているんですね！

土地で言えばね、地価の上昇あるいはまた下落がある場合には当然評価額が修正されて税額に反映されますし・・・

建物の場合は、築年数によって建物の価値が年々減少していきますよね？当然、その減少分も評価額で更新されることになるんですね〜

なるほど〜

あとその他に新築時の特例措置だったり、住宅用地の軽減措置、こういう優遇措置もあるんで合わせてチェックしておきましょう！

ということで、固定資産税は、固定額ではなくて、資産価格の変動に応じて評価額が見直されるということを覚えといてくださいね！

はい！分かりました！（笑）

具志社長、今週もありがとうございまいた！

ありがとうございました。また来週！