不動産査定 ハウマッチ 第229回

皆さんこんにちは！又吉未乃です！

こんにちは。オロク商会の具志 浩和です。

さあ、みのちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう！

はい、よろしくお願いします！

具志社長、不動産って大きな財産の分、兄弟など複数で名義人になるということもあると思うんですが・・・
査定や売却で注意しておいた方がいいということありますか？

ありますっ

今日のテーマ『共有名義』の査定・売却についてですね〜

はい、教えてください

共有名義って結構よくある所有形態のパターンなんですけど、その反面トラブルにもなりやすいんでしっかり押さえておきましょう

はい！

そもそも共有名義ってどういう経過でそうなるのか？って話ですけど、大きく2つのパターンなんですね

どのようなパターンなんでしょうか？

1つは、家を購入する場合《夫婦で共有名義にするケース》

住宅を夫婦それぞれが ローンを組んで購入するケースなので、必然的に共有名義になるんですね〜

うんうん

2つ目のパターン《1個の不動産を複数の相続人が相続して、共有名義にする場合》があります

今日はこの2つ目のパターン、兄弟の共有名義これに絞って解説していきたいと思います

はい！

兄弟の共有名義はほとんどが相続絡みです

例えば・・・不動産がはい分割できない、分けられないとかですね

相続財産の分け方がまとまらない場合、措置的なケースではい共有登記にする場合があるんですね〜

なるほど〜

兄弟全員が遺産分割に合意してて、売却にも異論がなければ事はスムーズに運ぶんでんですが・・・

1人でも分け方に不満を持っている共有者がいた場合、全員の同意を取り付けるのが困難になるケースが考えられるんですね

うんうん

査定の段階で共有者それぞれが、単独で別の不動産会社に査定を依頼するケースがあるんですが、これ、大体もめていたり火種がくすぶくすぐってる状態がほとんどなんです

ひぇ〜、そうですか

そうすると、いくらで売れるか、売却額も同意が取り付けられないし、そもそもどこの不動産会社に依頼するかも、 この一致点が見出せなくなってしまうんですね

ふむふむ

共有名義の不動産売却って、共有者全員の承諾が大前提になってきますんで、こうやってトラブルに発展するケースも珍しくないんです

そうなんですね〜

その対策なんですけど、これはもう、相続が起こる前に決めとくことしかありません！
親が分け方を決めてあげる、その有効性を法的に担保しとけば、なんら問題は起こりません！

うんうん！

ということで、今日は共有名義のリスクについてお伝えしてきました 共有名義は相続人の権利を保全するためには有効なんですが、反面 売却となると全員の同意が必要になります

諸刃の剣的な側面も併せ持つということを十分に認識されて、慎重に検討されることをおすすめします

わかりました〜
複数で共有されている皆さん、売却を考えている場合はぜひオロク商会へご相談いただければと思います

具志社長、今週もありがとうございました！

ありがとうございました。また来週！