不動産査定 ハウマッチ 第290回

皆さんこんにちは、又吉美乃です！

こんにちは。オロク商会の具志浩和です。
さあ、ミノちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう！

先週、再建築不可物件についてお話を伺いましたよね。
私、正直はじめて耳にする言葉でした (・o・)

そうでしょうね。
再建築不可物件というのは、建て替えができない土地や建物のことで、
リフォームは限定的な範囲であれば可能なんですが、やっぱりハードルが高いんです。

そうなんですね〜。じゃあ、もしそういう物件を売るってなったら…どうなるんでしょう？

ミノちゃん、正直に言うとね、
そういう物件の売却はかなり難しいんです。
再建築不可物件は利用に大きな制限がかけられて、
不動産としての機能が著しく低下してしまうんですね。

つまり、不動産の価値そのものが毀損する。
これが最大のリスクです。

うわ〜…それは大変ですね(´･ω･`)

じゃあ、ここで「再建築不可物件の出口戦略」について整理しておきましょう。
今、家が建っていて住んでいる場合、
老朽化して建て替えが必要になる時がいずれきます。
でもそのとき、建築基準法の要件を満たしていないと、再建築ができない。
だからこそ「再建築不可物件」と呼ばれているんですね。

当然、価値は下がっているので価格も安くなるし、
住宅ローンも組めません。
担保評価が出ないので、金融機関もお金を貸してくれないんです。

ええっ…売るのも難しい、ローンもダメって…詰んでませんか？(；ﾟДﾟ)

そこで出口戦略。
まず考えられるのは、隣接地の所有者に買い取ってもらうという方法です。
お隣さんからすれば、その土地を取り込むことで利用価値も資産価値も上がる可能性があるんですね。

もちろん買い手が限定されるので、希望価格通りとはいかないかもしれませんが、
それでも現金化できる可能性がある。

なるほど～逆転の発想ですね（＾▽＾）

そしてもう一つの方法は、
逆に自分が隣接地を買い取るという方法。
資金的に余裕があればですが、これによって再建築不可の状態を解消できることもあります。
つまり、隣とまとめることで、新たな価値が生まれるんですね。

ただし、どちらにせよ、単独での解決は難しいです。
周囲との連携や一体化といった視点が必要になります。

ということで、今日は再建築不可物件の売却の難しさ、
そして現実的な出口戦略についてお話ししてきました。
なかなか当事者だけでは対処が難しい問題なので、
専門家に相談することを強くおすすめします。
その第一歩として、まずは相談から始めてみてはいかがでしょうか。

とっても勉強になりました！今週もありがとうございました！

ありがとうございました。また来週！