FM沖縄 オロク商会株式会社プレゼンツ「不動産査定ハウマッチ」FM沖縄 毎週木曜日 14:50〜55の番組にて
沖縄の不動産査定に関する情報をお届けしています。

今回は第165回 2023年3月30日放送の内容をお届けします。

 

又吉 未乃
又吉 未乃
皆さんこんにちは!又吉 未乃です!

 

オロク商会 具志
オロク商会 具志
こんにちは。オロク商会の 具志 浩和 です。
さあ、みのちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう!

 

又吉 未乃
又吉 未乃
はい、よろしくお願いします!

 

又吉 未乃
又吉 未乃
急に大きな話しますけど、地球って宇宙から見たら、地球儀みたいに国ごとに線が引かれているわけじゃないですよね?

不動産の土地も、どこからが境界線ですよ、っていうのはどう決めているんですか?

そしてそれは、査定にどう関わってくるんですか?

 

オロク商会 具志
オロク商会 具志

今日のテーマは、土地の境界についてですね。土地取引において境界を確定させる作業は、とても大事なことですので、では、なぜ、境界を確定させる必要があるのか、から話をしていきたいと思います。

 

又吉 未乃
又吉 未乃
お願いします!

 

オロク商会 具志
オロク商会 具志
まず、境界を確定させることによって土地の面積を確定させることができます。土地を取引するうえで売買の対象となる面積を確定させることによって売買金額も確定できます。実際の取引では、ごくまれに当事者の合意のもとで測量を入れずに公簿面積にて売買することもありますが、のちのちのトラブルを避けるためにも測量を入れることをお奨めいたします。

 

又吉 未乃
又吉 未乃
なるほど〜

 

オロク商会 具志
オロク商会 具志
二つ目は、建物を建てるうえで、境界がはっきりしていないと敷地内に建物が収まっているかどうか確認できません。結局、測量をいれる必要性に迫られます。

三つ目ですけど、隣地との越境物の確認ができます。たとえば、隣地が所有する境界のブロック塀が自分の敷地に越境しているケースや逆に相手方の土地に自分の工作物が越境しているなどの確認がとれます。隣地所有者と越境物の事実関係を共有していれば、その解消に向けて策を講じることができます。

このように境界線は、隣地との関わり方も絡んできます。境界線の決め方は、まさしく隣地所有者との合意が大前提になります。査定の段階では、測量は入れませんが、取引の場面においては測量をいれて境界を確定させる作業を行なっていきます。このように境界画定作業は、土地を安心安全に取引する、次世代に安心して承継させるるなどの大きな意義がありますので今日の話はぜひ参考にしていただきたいと思います。

 

又吉 未乃
又吉 未乃
トラブルが起こらないよう、しっかり測量して取引することが大切なんですね!

 

又吉 未乃
又吉 未乃

具志社長、今週もありがとうございました!

 

オロク商会 具志
オロク商会 具志
ありがとうございました。また来週!