不動産査定 ハウマッチ 第254回

皆さんこんにちは！又吉 未乃です！

こんにちは。オロク商会の 具志 浩和 です。 さあ、みのちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう！

はい、よろしくお願いします！ 相続の種類には一次相続と二次相続があるそうですが、どういった違いがありますか？

これは、子供の側から相続をとらえた場合、いずれ両親のどちらも相続の機会がやってくるわけで一回目、２回目の相続の順番を１次2次という呼び方をしています。

ふむふむ

もうちょっと具体的に言うと一般的なケースの場合、お父さんの相続が最初に発生しました。このとき、相続人である配偶者にあたるお母さんと子供たちで財産を相続しました。次にお母さんの相続が発生しました。今度は、子供たちだけでお母さんの財産を相続することになります。 子供たちからすればお父さんの相続が１次相続、お母さんの相続が２次相続になるわけです。

うんうん

相続対策をする場合、１次相続の対策のみならず、２次相続を見据えて総合的に実効性の高い対策をたてる必要があります。 このときの対策を立てる大事な視点は、大きく２つです。 一つは、遺産分割がスムーズに分けられる。 二つ目が、税金がトータル的に有利になる。 この二つを最善な形に納めるために１次２次を通して落としどころを探っていく作業になっていきます。

はい

一番相続で揉めるのは、分け方です。よって２次をあえて発生させないプランもありますし、 一方、税金対策を優先させると２次に持ち越した方がいい場合もあります。 結構、この2つの視点は、どちらかを優先すると一方は、課題を先送りするトレードオフの関係性になりがちですので、答えは、絶対ではありませんし、優先順位は家庭によってまちまちです。

そうですねー

ということで今日は、１次相続、２次相続の関係性について解説してきましたが、 この話はかなり専門的な世界になっていきますので、早い段階で専門家に相談されることをお勧めいたします。 いずれにせよ、先送りせず、第１歩を踏み出すことが大事になってきますので今日に話を参考にされてみてください。本日は、以上です。

具志社長、今週もありがとうございました。

ありがとうございました。また来週！