不動産査定 ハウマッチ 第276回

皆さんこんにちは！又吉 未乃です！

こんにちは。オロク商会の具志 浩和です。 さあ、みのちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう！

はい、よろしくお願いします！ 今月は固定資産税についてお話を伺っています。 家を購入する際に、固定資産税は経年劣化に伴って、徐々に下がっていくと説明を受けた気がするんですが、なかなか下がっていかない気がするし、むしろ上がった気がするんですが？

なるほど、家は年々古くなっていくのに固定資産税が下がらないのはおかしいんじゃない？ と疑問に思っている人、結構いると思います。

建物は経年劣化によって評価額が下がっていくのが原則です。 これは売買の世界でも税金においても共通の考え方です。

じゃあ、やっぱり「時間が経てば安くなる」って思っちゃいますよね。

そうですね。でも、実際にはそう単純でもないんです。 いくつか要因があって、例えば土地建物の評価は3年ごとにしか見直されないため、間の年は税額が変わらないんです。

確かに、毎年評価してると思ってました！

さらに、新築には3〜5年の軽減措置があります。 この期間が終わると税額が元に戻るので、「上がった」と感じる方も多いんです。

そうなんですね！軽減が終わっただけなのに、増税されたように見えちゃうんですね。

そのとおりです。 そしてもうひとつ、評価額には下限が設定されています。 建物の種類によって違いますが、RC造だと60年、木造なら15〜20年程度で評価額は20％まで下がり、それ以上は下がりません。

20％が下限なんですね！じゃあ、それ以上はもう「下がらない」んですね。

はい、まさにその通りです。 また、最近では建築資材費の高騰が評価額の減少率を上回ることもあり、結果として税額が据え置きや上昇となるケースもあるんです。

えぇ〜、それは意外でした！建物が古くなってるのに、資材の価格で税金が左右されるんですね。

そうなんです。 このように、さまざまな要因を組み合わせて役所が評価額を決定しています。 納税通知書にはその評価額が載っていますので、ぜひチェックしてみてください。

あの青い封筒の中にあるやつですね（笑）ちょっとドキドキしながら毎年見てます。

もし評価に疑問がある場合は、期限内であれば役所に審査を申し出ることもできます。 詳しくはお住まいの自治体に確認してみてください。

ということで今週は、建物の固定資産税の評価についてお話ししました。 不動産を所有している限り関わる税金ですから、ぜひ関心を持ってみてください。

では、ここから話題を変えてセミナーの告知をします。 「初心者さん歓迎・軍用地投資の始め方」というテーマで、今月25日（日）午前10時〜11時まで、沖縄市登川のオロク商会中部支店にて開催します。

毎回ご好評をいただいている、1時間で軍用地投資の基本がわかるセミナーです。 ご興味のある方はオロク商会のHPよりお申し込みください。もちろん、無料です！

不動産の知識がなくても安心して参加できそうですね！

はい！皆さんのご参加をお待ちしております。 本日は以上です。

具志社長、今週もありがとうございました！

ありがとうございました。また来週！