こんにちは!
沖縄・那覇のオロク商会取材班、章子です。
さきほど外出から帰ってきて、いつものようにうがい・手洗いをしていると、温かい水、、、お湯が出てきました。
どうやら、家族の誰かがシャワーを使って、そのまま給湯のスイッチを切っていなかったようです。
でも、水栓の位置は真ん中。
あれ?
真ん中って水が出るんじゃないの??
これまで疑問に思わなかったことがなんだかとても気になって、調べてみました〜!
住宅設備機器メーカーのTOTOさんのホームページを見てみたところ、
結論として「シングルレバー水栓の真ん中の位置ではお湯が出る」のだそうです。
なんともったいない!
だって、さっとしゃもじを濡らしたり、歯ブラシを濡らしたり、ちょっとだけ水を出しただけのつもりでもその度に給湯機が着火しているってことだからです。
それにしても、水栓の真ん中の位置でお湯が出ると知っている人ってどれだけいるのでしょうか?
「もったいない112の習慣」ホームライフ取材班・編 青春出版社によると、
2014年の調査によると、シングルレバー混合水栓を使っている人のうち、64.5%の人はレバーの位置を「真ん中」で使っている。
とのこと。
意識しないと、やっぱりなんとなく真ん中で使ってしまいますよね。
給湯機の電源がオフになっていればもちろんそのまま水が出ます。
でも、温水が入り混じる水栓の位置ということは、ボイラーを経由した水ということになるため、
飲料の場合は蛇口から直接出る水だけの方が望ましいという意見もあります。
先のTOTOさんによると、
お湯と水を混合した状態を知らずにシングルレバーを真ん中で使っている人が多いため
ムダをなくすために「エコシングル水栓」の商品が開発されたそうです。
下記の左図が、通常のTOTOシングルレバー水栓のもの、右図が改善されたものです。
これを見ると、これまで水が出る範囲より、お湯と水が混ざっていいる水栓の位置の方が広いんですね!
家族の誰かが給湯器をオンにしていたり、うっかり消し忘れている時に、水でいいところを知らず知らずにお湯と混ぜて使っていた可能性があります。
比較的新しい住宅の場合、お湯と水の切り替えがわかりやすいエコのシングルレバーになっている場合もありますが、おうちの水栓のこと、ちょっと確認してみるといいかもしれません。
それでは、また!
#章子