不動産査定 ハウマッチ 第210回

皆さんこんにちは！又吉未乃です！

こんにちは。オロク商会の 具志 浩和 です。

さあ、みのちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう！

はい、よろしくお願いします

具志社長！私がお休みしている間に世の中色々変わっておりまして、少し浦島太郎的な感じがあるんですが（笑）

2024年、不動産査定や相続について何か新しいことはありますか？

相続に関する大きな改正点として、「相続登記の義務化」これが今年の4月1日から始まるんですね〜

「相続登記の義務化」とは一体なんでしょう？

みのちゃん、この問題って結構根が深くて、今の世相を反映してるとも言えるし、また歪みを生み出してとも言えるんだよね〜 じゃあ、どういうことか説明しますね

はい、お願いします！

例えば相続が発生しました 、でその中に不動産があります・・・

その不動産は相続人に登記されずに、亡くなった方の名義のままで放置されてるそういう現実があって、問題化しているんですよね〜 ま、空き家の場合はほぼほぼ相続がらみです

そうなんですね〜

あと「所有者不明の不動産」も「空き家」も、 根っこには相続登記がされてないという背景があるんです
そのためになかなか所有者にたどり着けないんですね

ふむふむ

ですんでこの問題、解決の糸口がつかめない・・・ 今まではここに落とし穴があって、登記は任意だったんですよ

それ、以前も聞いた覚えがあります！

だから放置されてる土地建物は、相続不動産に多いと言われてるんです
恐らくその理由が、
・使う予定がないから、費用や手間を惜しんでそのままにしている
・遺産分割の協議がトラブって登記まで行けない
こういうケースが考えられるんですね〜

うんうん

厄介なことに、相続登記を放置してる間に2次相続が発生して、さらに問題を深刻化させていることに繋がっているんですよ

とても複雑ですね・・・

そこでようやく国がその問題を防ぐ手立てとして、今年の4月から相続発生から3年以内に相続登記を義務化することにしたんだよね

まぁ仮にですね、3年以内に遺産分割協議がまとまらなくても法定相続分で登記することが必要になりますんで例外なく適用されます

ほう！

当然、義務ですんで従わない場合は罰則が課せられます 注意していただきたいのは今年からなんですけど、それ以前にすでに発生してた相続も対象 になってきますので、これもしっかりと確認をされてみてください。

そうなんですね〜

ということで、今日は相続に関する大きな改正点について解説してきました
やっぱりきちんとした相続の手続きのために、我々が行ってる不動産査定が有効な着地点にはなってもらえばいいのかなと思います

そうですね！

また相続不動産をどう活用するかがそれ以上に重要になってきますので、今日の話を参考にしていただければなと思います

ぜひ皆さん、オロク商会にご相談いただければと思います！ 具志社長、今週もありがとうございました！

ありがとうございました。また来週！