FM沖縄 オロク商会株式会社プレゼンツ「不動産査定ハウマッチ」FM沖縄 毎週木曜日 14:50〜55の番組にて
沖縄の不動産査定に関する情報をお届けしています。
今回は第157回 2023年2月2日放送の内容をお届けします。
さあ、みのちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう！
この間、オロク商会の事務所近くをドライブしてたら、新しい道路を作ってて、調べてみたら、小禄道路っていう、那覇空港まで続く道を作っているんですね。
そういった、後発の情報も、査定には影響してきますか？
高速道路を那覇空港まで延長する工事なんだけど、開通したら空港から終点の名護までノンストップで繋がります。利便性が一段とアップします。このように不動産の資産価値を推し量るのに道路事情や交通の便は、とっても重要なポイントなんですね。あたらしく道路ができることによって移動時間が短縮されたり、交通機関の利用が便利になると、生活の機能性がアップすることに直結しますよね。
例えばね、具体的な地域でいうと八重瀬町がいい事例だと思います。NAHAマラソンのコースにもなっているあの4車線の広い道路が整備されたことによって那覇までの移動時間が一気に縮まったし、さらには高速道路のインターまで物凄く近くなりましたよね。そうするとどういう現象が起きるかというと、そこに住む人が増える、事業所やお店も移ってくる、もしくは新しくできたりする。ということは、「人口が増える」ことに繋がっていくんだよね。なので、必然的に＝地価が上昇するという構図になっていきます。
現に、八重瀬町は、人口も地価の上昇も凄い勢いで伸びてきました。
あと、もう一つの代表的な事例をいうとモノレールの開通です。モノレールの導入によって駅まで何分とか駅徒歩圏とか20年前の沖縄にはなかった新しい概念が出来上がったんだよね。それは、そこに特別の価値が生まれたってことなんですね。ということで、みのちゃんの冒頭の質問の答えになりますが、道路や交通事情は不動産を求める重要な基準の一つですので、当然、査定に反映されてきます。欲しい人が多いので価格も高くなるということですね。
オロク商会 代表取締役
（保有資格）宅地建物取引士、マンション管理士、管理業務主任者、国土交通大臣登録 不動産コンサルティングマスター、相続対策専門士、賃貸不動産経営管理士
