不動産査定 ハウマッチ 第219回

皆さんこんにちは！又吉未乃です！

こんにちは。オロク商会の 具志 浩和です。

さあ、みのちゃん、今週も不動産売却の疑問や不安に、わかりやすく答えていきましょう！

はい、よろしくお願いします！

社長、高齢化社会が進んで「認知症」っていうワード、身近でよく聞くようになりましたよね。 例えば、親が認知症になってしまうと、不動産の相続にはどんな影響があるんでしょう。

なるほど、切実な問題ですよね。

高齢になると認知症のリスクも心配になるしね。介護も大変なんだけど、一方で所有してる不動産にも大きな影響があって、こう、身動きが取れなくなるっていうか。

もう、何にもできなくなってしまうので結構深刻なんですね。

そうですね〜

なので事前の備えがいかに大事かということに繋がっていくんです。こっからちょっと掘り下げていきますね。

認知症って立派な病気でして、判断能力が失われて、自分自身で意思表示ができなくなった状態なんですね。

うんうん

例えば財産に関する法的行為、これができなくなってしまうんですね。

だから、自身が所有されてる不動産を管理・処分することができなくなってしまうだけでなくて、家族や身内が勝手に不動産を動かすこともできなくなってしまいます。 いわゆる塩漬けの状態になってくるんですね。

そうなると、どうなってしまうんですか？

資産が凍結されるということは、遺言書も書けなくなれば、相続対策もできない、とても残念な結果になってしまいます。

そして何より困るのは、 銀行預金が引き出せないっていうことなんですね。これって意外と見落とされてて、家族からすれば「 まさかでしょ？！」って感じですよね。生活に直結することですし路頭に迷ってしまいます。

どうしましょう・・・

結局、裁判所に後見人を申請して、その後見人が預金だったり不動産を管理することになるんだけど、当然費用もかかるし、知らない人に資産を、財産を支配される感じなんで結局それってストレスですよね。

そうですね〜

あと、この後見人、1度つけると途中で取りやめることは認められないので注意が必要なんです。

え、そうなんですか？

うん。じゃあ、どうすればいいの？って話に繋がっていくんだけど、おすすめは「家族信託」っていう制度の活用です。 みのちゃん、聞いたことある？

家族信託？

例えば自分が認知症になったら、預金とか不動産を管理する人を決めて、信託契約を交わしておく手続きなんですね。 大抵は家族とか子どもに信託するんですね。

ほうほう

この家族信託を使えば、いざ認知症になった時に身内が資産を管理できる。

ここが最大のメリットなんです。 また、いろんな相続対策の組み合わせでできるんで、一石二鳥、三鳥の効果が期待できる。

うんうん！

でもね、最も重要なことは、 元気なうちに信託契約を交わしておく。このタイミング、ここがとても大事なポイントです。もう認知症になってから遅いですよ。

はい！

ということで、認知症と資産活用の影響について話をしてきましたけど・・・まだ早いと先送りしないで、備えを怠らないことが肝心なんですね。

1人で抱え込まずにね、そのために、予備知識だったり、情報収集、そしてぜひ私どもオロク商会を活用していただければなと思います。本日は以上です。

「家族信託」私も覚えました！

具志社長、今週もありがとうございまいた！

ありがとうございました。また来週！